ハイヒールと共に生きると決めた瞬間
それは、いつだったのだろうか?と考えてみました。
振り返ってみると、何か決定的なことが
あった訳ではなく、気がつけば
私の生活の一部となっていたような気がします。
それでも、敢えて考えてみると、
雑誌で「ハイヒールで歩けない人は
将来、ロコモティブ・シンドロームで
寝たきりになる」という記事を
読んだ時ではないかと思います。
高いヒールに憧れつつも、実際に足を入れるのは
3cmのヒール。
5cmのヒールは、高くてツライと思っていた位でした。
そして、2011年の東日本大震災の後は
フラットシューズ一色、という時代もありました。
そんなときに「ロコモで寝たきり」の記事を読み
「寝たきりはイヤ!」と思ったのと同時に
ハイヒールで脚が鍛えられて、将来、徘徊老人になっても
イヤかも・・・と。
「寝たきり」と「徘徊老人」を天秤にかけ
「寝たきり」の方がイヤだと
なんとも、美しくない選択肢の中で
これからは、ヒールと共に生きようと
何気なく決めました。
その直後にAsami先生に出会い
ハイヒールレッスンを受け
ヒールの高さも、3cmから徐々に上げていきました。
最初は『ヒールと共に生きよう』という
細い線でしかありませんでしたが
ヒールの高さを上げるにつれ
『ハイヒールと共に生きよう』になり
そして、細い線から太い線へと変わっていきました。
小さな想いから、その想いがどんどんと育ってゆき
そして、大きくなって、揺るがないものへと
成長していったのです。
そういう意味では、『瞬間』という決定的な感じでは
ありませんでしたが、きっかけがあり
『育っていった』という感じでしょうか。
私の最初のきっかけは「ロコモで寝たきり」でした。
しかし、今、私がハイヒールと共に生きる理由は違います。
ハイヒールで美しく歩くという世界を知ってしまったから。
ハイヒールを通して、人生も美しく変わっていく
ということも知ってしまったから。
知ってしまった以上、元の世界には戻りたくない
そして、戻れないから。
《Asami-Paris》のメソッドを学び
直に触れた方々は、ほとんどの方が
そのようにおっしゃいます。
私も、それを体験した一人です。
きっかけは、些細なことかも知れません。
そこで一歩踏み出すかどうかによって
人生は変わります。
新しい、知らなかった世界を知ると
元いた世界には、戻ることが出来なくなります。
これが、私がハイヒールと共に生きる理由です。
たくさんの感謝と愛をこめて🍀
La tour des Esprits
nene
0 件のコメント:
コメントを投稿