デコルテの意識



ハイヒールで美しく歩くためには
デコルテを意識して開きます。


ハイヒールで歩く時には
腹筋を含めた全身の筋肉を使って歩きますが
デコルテが閉じた状態ですと
腹筋を引き上げる力が阻害されてしまいます。


ヒールの高さが、高くなればなるほど
腹筋の引き上げの力は重要となりますので
阻害される要因は取り除かなければなりません。


また、デコルテを開く事によって
美しさや自信、オーラが表現出来ます。



デコルテを開く時のポイントは
両方の肩甲骨をグッと中心に寄せることを
意識しながら、両方の肩を後ろに引きます。


これを真面目に行うと、普段意識をしていなければ
肩甲骨やデコルテに痛みを感じます。
それくらい意識して、デコルテを開く必要があります。



Asami先生のInstagramをフォローされている方は
正面からと後ろからのウォーキング動画で
再度、肩の開き、肩甲骨の寄せ具合も
確認されてみると良いと思います。


正面から見ると、とても優雅ですが
後ろからみると、肩甲骨を中心に
グッと寄せているのが分かります。



デコルテを意識して開いた状態で
鏡や動画を使って、肩甲骨の状態を見る時に
Asami 先生と比較して、いかに開いていないかが
よく分かります。


そして、その状態をキープし続けることの大変さ。
大げさにならず、優雅に見せるコツも
きっとあるのでしょう。



冬は寒いので、どうしてもデコルテが
閉じやすくなってしまいますが
これから春に向け、段々と暖かくなってゆきます。


デコルテの開いたお洋服で
ぜひ、デコルテ&肩甲骨を意識してみて下さい。
美しさが変わってきます。



たくさんの感謝と愛をこめて🍀


La tour des Esprits
nene









幸せな気分で1日を終える


私が心がけていること。
それは、1日を終え、眠りにつく時には
幸せな気分でいることです。


モヤモヤした気分や
怒りや悲しいこと、心配事等を
感じないわけではありません。


どんなに負の感情があったとしても
眠りにつく前には、一度それらの感情を
全てリセットします。



私の場合は、1日を終える直前には
出来るだけそのことを考えないようにしたり
飼い猫を構い倒して
幸せな気分へと脳内を変えてゆきます。
猫にとっては、私の好き好き攻撃は
「迷惑」の一言かも知れませんが。


または、心が穏やかになる本を読んでも良いでしょう。
好きな音楽を聴いたり、好きなものを眺めたりするのも
良いかも知れません。
自分にとって、心温まる、優しい気持ちになれることを
すれば良いのです。


そのようにして、負の感情を忘れ
暖かい感情へと変えてゆきます。



そうは言っても、納得いかないこともあるでしょう。
そのような時には、翌日、新たに思い出すのです。
やっぱり、モヤモヤするよね。。。
やっぱり、まだ怒りは感じるよね。。。と。


1度、負の感情をリセットする事によって
その感情に引きずられる時間も短くなりますし
また、その感情に支配されて眠りが浅くなることも
ありません。


色々な思いはあるけれども
1日を終える時には、幸せな気分でいたいと思うのです。



たくさんの感謝と愛をこめて🍀


La tour des Esprits
nene







心地よいこと、心地よくないこと



先日のAsami先生のBlog
確固たる美学を確立すること』で
心地よいこと、心地よくないことを
言葉にして明確にすると
綴られていました。



今まで、色々なリストを作成する作業に
取り掛かっては挫折していました。


おそらく敗因は、たまにしか持ち歩かない
ノートを使用してリストを作ろうとしたり
また、iPhoneのメモ機能を使おうとして
入力が面倒くさくなったからかも知れません。




今年から小さめのノートを持ち歩くようにし
思いついたこと等をツラツラと
綴るようにしました。
その一つが、心地よこと、心地よくないことのリストです。


思いついたときに、一つづつ足しているのですが
明確に言葉にすると、色々なことが見えてきます。


心地よくないと感じることに対して
ほぼ反対のことが心地よいと感じていること。


例えば、心地よくないリストの中には
つけっぱなしのテレビやラジオの音
というのがあります。
目的を持って、見たり聞いたりするのは良いのですが
バックミュージック代わりに音を流すのは
私の場合は、精神的に疲労してしまいます。



そして、心地よいリストの中には
静かな環境と綴られています。


この二つのリストを同時に作成する事によって
心地よくない、ネガティブな思いだけで終わるのではなく
だからこそ、こういう環境が好きなんだと
改めて感じたり、また、その原因となることも
見えてきます。


そして自分を見つめ直す、とても良い機会になっていると
感じています。



最初はすぐには思いつかないかも知れませんが
思いついたときに、少しづつリストに
足してゆけば良いのです。


そして、心地よくないと感じているのであれば
実行に移して、それを変えていく。
そうする事によって、人生は心地よい事で満たされ
さらに豊かになってゆくのではないでしょうか。



たくさんの感謝と愛をこめて🍀


La tour des Esprits
nene











そこから何を学べるか


Asami Parisのセミナー
「モデルとしての13年間の軌跡」を
受講しました。


まだ残りの回がございますので
内容についてのコメントは
ネタバレになってしまいますので
控えさせて頂きますが
今回のセミナーも素晴らしいものでした。



Asami Parisのセミナーは第1章から
受講してきましたが、思うことは
人生の哲学がベースになっているということです。


介護の経験がとても大変だったとか
華やかに見えるモデルの世界にいたとか
ビジネスで成功しているとか
そういうことだけの話ではありません。


そこから学んだことを、どのように人生にいかすか。
そのようなエッセンスが散りばめられています。




どのように自分の人生に生かしていったら良いのか
セミナーの中には、鍵があります。


それは、受講者全員が同じ鍵を手にするわけではありません。
それぞれが、何を受け取り、何を考えるかによって
受け取る鍵は違うのです。


そして受け取った鍵に不正解はありません。
どの鍵も、その人にふさわしく、正解なのです。



同様に、人生の中で、私たちは色々な経験をしています。
そこで何も考えずに、ただぼんやりと過ごしてしまえば
自分の財産にはなりません。


良い経験であれ、悪い経験であれ
そのことについて深く考え、掘り下げることによって
私たちの人生の糧となるのです。



セミナーや人生の経験で受け取った鍵を
どのように用いて生かすのか
それとも受け取ったまま放置してしまうのかは
貴女次第でもあるのです。



たくさんの感謝と愛をこめて🍀


La tour des Esprits
nene







無意識から言葉へ。


毎月行われるExchangeでは
エクササイズに関しての意見交換をすることも
時にはあります。


先日のMakiさんとのExchangeでは
頭を後ろにプッシュすることが
話題にのぼりました。



美しい姿勢を保つ為に
頭のポジションは上から糸で吊るされているかのように
身体と一直線になる必要があります。


また、頭が前に来ることによって
猫背になったり、ハイヒールで歩くときに必要な
腹筋の力が最大限に生かされなかったりします。


その為に、レッスンでは頭を後ろにプッシュすることも
重要な要素の一つなのですが、足さばきが気になったりすると
足元を見たくなり、無意識に頭は下がってしまいます。



Makiさんから「どのように意識されていますか?」と問われ
一生懸命、後ろにプッシュするようにしていると答えたのですが
同時に、自分の返答に違和感を感じました。


あれ?これだけではないよね??と思い
頭を後ろにプッシュする意識と共に
視線の位置は、自分の目の高さから若干上くらいを
意識していることお伝えしました。


目だけをギョロッと上に動かさない限りは
だいたい顔と一緒に視線も上げるのではないでしょうか。
そうすると自然に頭も後ろにプッシュできます。



また、エクササイズで、片脚を後ろから前に運び
床ギリギリで一旦ピタッと止め
脚の筋肉をガチガチの状態にするというのがあるのですが
床ギリギリでピタッと止めることが
難しいのです。


言葉にしてみれば簡単ですが、最初の頃は止まらず
脚がユラユラと動き、悔しい思いもたくさんしました。


「お願い、止まって」と懇願しても
時には「止まれ!」と命令しても止まりません。
筋肉を駆使して、脚の動きを止める必要があります。


「床ギリギリでピタッと止め」という指示では
「止める」という意識だけでなく
プラスαで筋肉を意識します。


また、最初にあげた例では
頭を後ろにプッシュする意識と共に
プラスαで視線の位置を意識します。



身体に覚えこませて無意識で行っていたことも含めて
エクササイズにおいての筋肉の使い方を
もっと細かく分析し、言葉へと変換していく必要があると
先日のMakiさんとのExchangeで改めて思わされました。


今後、この作業を少しづつ行ってゆき
私のレッスンで生かせたらと思っています。



たくさんの感謝と愛をこめて🍀


La tour des Esprits
nene














スリッパの罠


自分の部屋ではハイヒールを履くこともありますが
家族と住んでいるため、その他の共有の場所では
ハイヒールに足を入れることはありません。


 リビングなどの共有の場所では
夏は素足、冬はストッキング
そしてスカートのスタイルなのですが
寒い季節には、このスタイルは母親には
理解出来ないようです。


だんだんと冬に近づいてくるにつれ
裏地がフリースのモコモコあったかパンツを履きなさいとか
スリッパを履きなさい等、口うるさく言われます。
きっと、見ている方が寒いのでしょう。


あったかパンツは、確かに暖かいですが
エレガンスさゼロ。
持っていることは持っていますが
タンスの肥やし。
それも、履いてはいないけど持っているという
母へのアピールのため。
しかし脚を入れることはありません。


それではスリッパだけでも・・・と履いたら
ここに落とし穴がありました。




今まで気にもとめていなかったのですが
スリッパで歩くということは
足の裏の筋肉をほとんど使っていません。


スリッパが脱げないように歩くと
あまり足を上げることもなく
引きずるような感じで歩いているのではないでしょうか。


素足やストッキングで歩く時には
踵から着地をし、足の裏の筋肉を使っていることを
意識しながら歩きますが
スリッパだととても難しいです。



冬になり、しばらくスリッパを愛用していたある日
ヒールに足を入れると、足の裏に違和感と痛みを覚えました。


12cmのクラシカルのハイヒールでは
違和感や痛みのある所を庇うために
全く母指球に体重が乗らず、よって膝もプッシュが出来ず
バランスを取ることが容易ではありませんでした。


足の裏の筋肉が落ち、固くなったのではと感じたので
その後、足の裏の筋肉を集中的に鍛え直しましたが
これがフラットシューズであれば、足の裏の筋肉が落ちても
楽に歩けてしまうので、気がつかなかったことでしょう。



この冬、スリッパは足の裏の筋肉を落とすと
初めて知りました。



では、寒い冬はどのように対策したら良いのでしょう。
私もまだまだ試行錯誤ですが、出来るだけスリッパをやめ
共有のスペースに行く時には、靴下を履くようにしています。


素足やストッキングよりは、床との接触
筋肉の感じ方が鈍くなりますが
それでもスリッパよりは、まだ良いと思います。
日常の中に筋肉を落とす罠がひっそりと潜んでいるのです。


私たちにとって、脚や筋肉はとても大切なものです。
罠を見過ごさずに、ぜひ敏感に感じ取ってみて下さいませ。



たくさんの感謝と愛をこめて🍀


La tour des Esprits
nene