メイクの威力 その1

長距離の飛行機に乗るときに、
メイクをしたままでは、肌に負担をかけるので、
飛行機に乗ったら、メイクをオフしましょう、
という話をよく聞きます。
私も、メイクをオフする派の一人でした。


2ヶ月程前、長距離の飛行機に乗る機会があり、
迷わず、メイクをオフして飛行機に乗り込んだのですが・・・。


その瞬間から、テンションは下がる一方。
こんな風に感じたのは、初めてでした。
でも、一度オフしてしまったからには、
後には引けない!と、そのままで過ごしましたが、
テンションは下がったままで、モヤモヤは募るばかり。


そして、さらなるオマケが。
下がってしまったテンションにつられるかのごとく、
免疫力も下がってしまったようです。


隣の隣の席の人が、風邪をひいていて、
ずっと咳をし、鼻をズルズルしていました。
日本人なら、これだけ酷い状態だとマスクをするのでしょうが、
相手は外国人。
マスクなど、するはずもありません。


その日の夜から、風邪の初期症状が現れ、
悪化の一途を辿ることになりました。


侮るべからず、メイクの威力。
テンションだけでなく、免疫力まで、、、
と思った、出来事でした。






La tour des Esprits
nene



甘かった自分

Asami先生のレッスンを受ける前は、
レッスンを受けさえすれば、
すぐにハイヒールで、颯爽と歩けるようになると、
信じていました。


この「すぐに」。
どれくらい「すぐ」と思っていたかというと、
初回のレッスンで、ある程度、良いところまでいく、
と思っていました。
それは、何となくでも歩けていたから、です。


レッスンを受けて、基本の基本から、徹底的に指導を受けました。


すると!どうでしょう!!
レッスンの前よりも、歩けなくなっているではありませんか!


ハイヒールで美しく、そして身体にダメージなく歩くには、
正しい筋肉を、適切に使う必要があります。
今までとは、全く違う筋肉の使い方を
一から学び、その通りに歩こうとすると、
以前よりバランスが取りづらく、歩けなくなってしまいました。


すぐにハイヒールで颯爽と歩けるようになる、
という私の思いは、初回のレッスンで
見事に、粉々に打ち砕かれてしまったのです。
それでも、なかなか、その思いを捨てることは出来なかったのですが。。。


ハイヒールで美しく歩く。
それは、1回のレッスンや、1日で成し遂げられるものではありません。
コツコツと、時には茨の道を通りながら、継続していくことが求められます。


そういう私も、時には茨の道を通りながら、コツコツを合言葉にしています。
ハイヒールで美しく歩けるようになりたいから。






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小さな幸せ

手帳に、ムエット(香水を試す時に、吹きかけてくれる紙)を
挟んでいる。


持った時、ページをめくる時、優しい香りが流れ、
心が落ち着き、幸せな気分にしてくれる。


日々の生活の中で、そんな小さな幸せがたくさんあると思う。
そんな幸せを、敏感に感じられる人でありたいと思う。





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ハイヒールとの出会い その2

Asami先生のブログを拝見し、
レッスンを受けてみたい!と思ったのですが、
躊躇してしまうものがありました。


その当時は、Skypeのレッスンはなく、
パリでのオートクチュールのレッスンのみ。


躊躇してしまう理由。
それは、パリまで行くこと、費用のことではありませんでした。


真っ先に頭に浮かんだのが、
「Asamiさんって、元モデルだし、細くって、
綺麗な人なんだろうな・・・。
そんな人も前に出るのは、気恥ずかしいかも。。。。」
でした。


それと同時に思ったことは、
「ダイエットして、もう少し綺麗になってから、
レッスンを受けに行こう!」
でした。


さて、そんな日は、いったい、いつ来るのでしょうか?
・・・・そんな日は来ないかもと、うっすらと、頭をよぎりもしましたが。


そんなこんなを思っていた時に、パリに行くチャンスがありました。


ダイエット計画も、綺麗になる計画も、進んではいませんでしたが、
「まずは、レッスンの申し込みをしてみよう。
ご縁があれば、レッスンを受けられるだろうし、
今回、ご縁がなければ、レッスンの扉は閉じられるだろう」と、
思いを自分の手から放してみました。


これが、ハイヒールと私との出会いでした。


人が決断をする時に、足かせとなるものは何でしょうか?
縛り付けるものは何でしょうか?


色々な思いがあったけれども、
手放し、一歩踏み出したことにより、
Asami 先生に出会い、ハイヒールに出会い、
全く別の世界を知ることが出来ました。


手放し、一歩踏み出すことにより、
みなさまの人生が、さらに輝くことを願って。
















ハイヒールとの出会い その1

みなさまは、ハイヒールというと、
どんなイメージをお持ちでしょうか?


私は、憧れではあるけれども、
縁がないもの。
セレブや、モデルや、芸能人がはくもの、
と思っていました。


そんな私が、ハイヒールの世界に足を入れたのは、
2014年のことでした。


ある日のこと、何気なく雑誌を見ていたら、
そこには、衝撃的な文言が書かれていました。


「ハイヒールで歩けない人は、将来、
ロコモティブ・シンドローム(通称:ロコモ)で寝たきりになる」と。


その記事は、ハイヒールとは一切関係ない、
ロコモの特集でした。


その衝撃的な文章を目にして、まず最初に思ったことは、
「私! 絶対に!! ロコモで寝たきりになる!!!」
でした。


2011年3月11日に東日本大震災があり、その直後は、大幅に電車が遅れたり、
また、計画停電で、一部電車が止まったり、ということがあり、
しばらくの間、通勤時は大混乱でした。


それまでは、3cm位のローヒールを履いていたのですが、
いつ、何が起こるか分からず、長距離を歩くことになるかもしれないので、
ローファーやフラットシューズに、シフトすることにしました。


そんな生活が3年続いた後の、衝撃的な記事。
私の頭の中には、「ハイヒール」という文字が、
飛び交うようになりました。


まず、出来ることから、ということで、
久しぶりに3cmのローヒールを履いたのですが、
駅までの短い距離なのに、脹脛が痛くなり、
疲労感は、言葉に表せないほどでした。


「この様子だと、寝たきりコースは確実!」と、
驚愕すると同時に、さらに「ハイヒール」の文字が、
頭の中から、離れなくなりました。


そんな時に、Asami先生のブログに出会ったのです。