私にとってのお正月の楽しみは
箱根駅伝で
毎年、1月2日、3日は
テレビの前で食い入るように
見ています
昨年から美学のコンサルティングを
スタートしたこともあり
今年は選手たちの走りだけではなく
解説者やゲスト、監督や選手たちの
話し方も観察し、昨年とは違った
楽しみ方をしました
その中で、ある選手のコメントが
印象に残り、色々と考えさせられました
区間新か、区間賞をとった
選手だったと思うのですが
その彼が云っていたのは
他の人が練習を終えても
あと30分、あと30分と
人よりも長く走り込んできた
周りの人たちが遊びに行くのを見て
自分も遊びに行きたいという
気持ちもあったけれども
練習に時間を費やしてきたと
コメントをしていました
だからこそ彼は、箱根で走る
という栄光を掴み取り
尚且つ、結果も出すことが
出来たのでした
私たち人間は、簡単な方に
流されてしまいやすい生き物です
もちろん、私もそうです
彼のように、あと30分、あと30分と
努力を続けているだろうかと
考えさせられました
例えば、ハイヒールで美しく
歩くための身体作りや
エクササイズもそうですし
美学の実践もそうです
取り敢えず、今日はここまでと
中途半端なところで
終えている私もいます
彼のように、全身全霊で
努力をしているだろうか、と
それだけではなく、もちろん
取り組むこと一つ、ひとつにも
云えることです
けれども、どんなに努力をしても
結果には結びつかないこともあります
箱根路を走るために
どんなに努力をして
人より多く練習をしても
数十人いる部員の中から
まず、メンバーに選ばれなければ
なりませんし
メンバーに選ばれたからといって
必ずしも走れる訳ではありません
その中から走ることが出来るのは
10名です
メンバーに選ばれなかったとしても
最終の10名の中に入れなかったとしても
コツコツと一生懸命、努力してきたことは
決して無駄にはならないはずです
箱根路の選手としては
花開くことが出来なくても
この努力は、長い人生の中で
別の形となって、花を咲かせることが
出来ると思います
私たちが取り組む
一つ、ひとつのことも
そうです
一生懸命、真剣に努力した先には
すぐにではないかも知れませんし
得たいと思って、努力したものでは
ないかも知れませんが
必ず、人生を変えるもの、出来事へと
繋がっていくと思います
私自身の取り組み方を
改めて考えさせられた
2022年の箱根駅伝でした
たくさんの愛と感謝をこめて🍀
La tour des Esprits
nene
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