一昨日、フランス出張より
戻ってきました
少しづつ、その様子を
シェアしたいと思っております
フランスと日本の
コロナウィルスに対する捉え方は
正直に申し上げると全く違います
コロナウィルスと共に生きる
それがフランスで感じたことでした
日本ではマスクをすることが
ほぼ必須であり
デパートや飲食店に行けば
体温測定の機械が置いてあり
お店の入り口には
目立つところに
消毒液が置いてあります
スーパーに行けば
カートやカゴを消毒するために
ペーパーが置いてあります
日本ではまだ
警戒すべきもの
感染者数は県ごとにに発表され
増減に一喜一憂している
という感じが
とても強いと思います
けれどもフランスでは
マスク着用義務が撤廃されたこともあり
ほとんどの方が
マスクをされていませんでした
フランスに到着し
出迎えて下さった
現地の副社長は
マスクを着用していましたが
車に乗った途端
フランスではマスクは
義務ではないからと
マスクを外されていました
（空港なので、敢えてマスクをした
とう印象でした）
コロナ以前は
会えば、フランス式の挨拶であるビズ
（頬と頬を合わせて、「チュッ」と
口で音を鳴らすキス）
をしていましたが
今回は日本人の感情に合わせて
下さったのか
グータッチでした
コロナ禍ではビズも禁止されたいた
フランスでしたが
現在ではその制限も解かれ
その後、宿泊先であるコテージに到着し
懐かしい方々にお会いした時の
挨拶はビズでした
今回の出張は展示会が
目的だったのですが
日本の展示会というのは
いまだに閑散としています
けれどもフランスでの展示会は
かなり盛況で、コロナ禍以前と
変わらない様子でした
そして多くの方は
マスクを着用しておらず
着用していたのは
中国ブースの方々のみでした
この展示会には
今までであれば
日本企業も数社、出展しており
大きくはないにしても
それなりのスペースを各社が
使用していました
今回も日本パビリオンがあり
出展している会社も
あったのですが
台、一台に模型を置く
という淋しい感じで
出展されていました
もちろん、見送られた会社も
数社いらっしゃいました
最初はマスクをしていた彼らも
郷にいれば郷に従え
ということで一旦はマスクを
外していたのですが
別の展示会場で陽性者が出た
という情報を得たことにより
展示会の後半では
マスクをしていました
正直申し上げると
その一角だけ異様な雰囲気でした
そして展示会場を出て
街に出ると
レストランやカフェでは
以前と変わらない位の混雑ぶりで
マスクをしていらっしゃる方はおらず
その時、その場を
とても楽しんでいました
もちろん病院では
マスクは必須ではありますし
混雑した電車では
マスクをしている方も
それなりにいらっしゃいました
また、お店に入る時には
おもむろにマスクを取り出し着用する
という方もいらっしゃり
それぞれが自分の信念で
この場ではマスクをする
しない、を決められていました
日本ではまだまだ
コロナウィルスに支配されている
感じが強く
行動もそれに基づいたものが
多いのではないでしょうか
そいういう私自身
電車ではつり革につかまらなくなりました
バランスを崩しそうな時は
手をグーにして
ポールにつきます
エレベータでも多くの人が
指先でボタンを押さず
指の関節で押しているのを
目にします
今、自由に行動している状態とはいえ
どこか気をつけつつ行動している
それなりに、自分で自分に制限をかけている
そのような状態では
ないでしょうか
けれどもフランスでは
コロナ前の日常に戻っており
デパートに消毒液が設置されていても
見向きをする人もおらず
レストランやカフェでは
おしぼりを出す習慣がないせいか
どこを触ったか分からない手で
バゲットをちぎり
それを口に運んだり
今は状況が落ち着いているので
また状況が変わった時に
対策をとれば良い
それまでは日常を楽しめばよい
そのようにも仰っていて
コロナは風邪と同じような扱い
恐れるようなものではない
上手くコロナと共存している
そのように感じた
今回の出張でした
私たちはコロナ禍になり
多くの楽しみを失っています
けれどもフランスでは
日常を取り戻している
それは落ち着いている
この一時のことかもしれません
けれどもAsami先生がよく仰る
『貝殻が開いた瞬間を狙って行動する』
そのことの大切さ
人生を楽しむことの大切さを
改めて感じた時でもありました
心からの愛と感謝をこめて🍀
La tour des Esprits
nene
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