手間をかけることの大切さ



時間がないとき、忙しいときは
色々なことを短縮したくなり
丁寧に行うことを
諦めていることもあるのでは
ないでしょうか


例えば、ドアを閉めるときに
バタンと大きな音を立てて
閉めてはいないでしょうか?


私のオフィスの扉は
かなり重く、出るときには
扉を引いて開けるのですが
重さに負けて、扉から手を離してしまうと
大きな音がホールに
響き渡ることになります


また、忙しいからと
何も考えずに食器を洗っていると
大きな音がキッチンに響き渡っています

もちろん、食器を乱雑に扱っている訳では
ありません

それでも、ガチャガチャという音が
響き渡ります



大きな音というのは、決して美しくは
ありません


ドアを閉めるとき
食器を洗うとき、何か物を置くとき
意識をして、そっと行うことも
大切です


それだけで、エレガンスさが
全く異なります




手間をかける、という意味では
その他にも私が行っていることは
口紅をつけるときに紅筆を使う
ということです


振り返ってみると
学生の頃は紅筆を使っていましたが
社会人になって忙しくなると
この手間が惜しくなり
紅筆を使うのをやめてしまいました


紅筆を使わなければ
ひと塗り、ふた塗りで
忙しなく終わってしまいますが
紅筆を使えば、より丁寧に塗る必要があり
時間もかかります

けれども、丁寧に行うこと
手間をかけること
時間をかけることで
『忙しい』という気持ちを
一旦、リセットすることが出来ます


他にも行っていることは
会社で、しなければならないことを
書き出すときには、万年筆を
使っています


例えば
◯日:支払い
△△からスケジュール待ち
というように、です


万年筆のペン先は、とても繊細ですので
乱雑に扱ってしまうと、ペン先に
ダメージを与えてしまいます


ですので、敢えて万年筆を使い
丁寧に書くことで
『忙しい』という気持ちをリセットし
心を落ち着かせています



忙しい時に、手間をかけることは
難しいかも知れませんが
敢えて手間をかけることで
エレガンスを生み出し
気持ちをリセットすることも出来ます


ぜひ、その手間を大切にしてみて下さい



たくさんの愛と感謝をこめて🍀
La tour des Esprits
nene




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