チャレンジャーな精神にエールを


今朝の新聞の投稿欄に
こんな記事が掲載されていました。



カラオケの発表会があり
身長147cmの投稿者は
身長をカバーするために
12cmのハイヒールを
この日のために購入


ところが出番直前
両足の指がつり
その直後、両方のふくらはぎが
攣ってしまった


結局はハイヒールを脱ぎ捨て
素足のまま舞台に立ち
結果的にはリラックスして歌え
忘れられない瞬間となった



というストーリーだったのですが
まず目を見張ったこと
それは『12cmのハイヒール』です


クラシカルタイプか
底に厚みのあるプラットフォームタイプか
によっても異なりますが
クラシカルタイプのハイヒールであれば
足の甲は地面に、ほぼ直角の状態になります。


プラットフォームタイプの足の甲のポジションは
やや傾斜はありますが、どちらのタイプも
難易度の高いハイヒールで
それなりの筋肉量がなければ
履きこなせません。



投稿では、足の指とふくらはぎが攣ったと
書かれていますが、この投稿者の女性は
普段、高いヒールでは歩いてはいないと
推測出来ます。


私も、初めてルブタンの14cmの
プラットフォームに足を入れた時には
足が攣りそうになりました。


その当時は、外を歩く時は7cm
レッスンは9cmのヒールで受講していた頃だと
記憶しています。
しかも、やっと7cmで歩けていたという
ギリギリのラインでもありました。




筋肉が追いついていない状態で
実力以上のハイヒールで歩けば
転倒の原因ともなりますし危険です。


少しでも身長を高く見せたい
ハイヒールで格好良く見せたい
という思いもあるかも知れませんが
憧れだけで先行させるのではなく
自分の筋肉量に見合っているか
見極めることも大切です。




転ばないだろうか
怪我をしないだろうかと
ヒールの高さにドキドキしながら
この投稿を読み進めたのですが
最後にさらに目を見張ったのが
この方の年齢でした。


チャレンジャーなヒールの高さに
お若い方なのかと思っていたら
なんと73歳!


日本では、これくらいの年齢の女性を
見かけると、ほぼフラットシューズ
お出かけ用でもローヒールしか
目にしたことがありません。


そのチャレンジャーな精神に
思わず拍手を贈りたくなったのと同時に
もう少し筋肉をつけて
安全に履いて欲しいと
願わずには入られませんでした。



たくさんの感謝と愛をこめて🍀
La tour des Esprits
nene















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