来訪を告げるために
昨年の4月のBlog『思い出』で
5年前に亡くなった、取引先の会長の
お墓詣りに行ったこと
そして、ユダヤの習慣で
来訪を告げるために、お墓に石を置くことを
綴りました。
その時には、そのような習慣があることを
知らなかったので、もちろん何も用意は
していなかったのですが
ベトナム戦争時代、沖縄に駐在していて
日本には特別な思い入れもあった
会長でしたので、次に行く時には
日本から石を持って行って
お墓にお供えしたいと思っていました。
そして、昨年の10月にその機会は訪れたのです。
『石』と言っても、折角なので
沖縄に関係する石の方が喜ばれるのではと思い
最初は沖縄旅行で持ち帰った
珊瑚にしようかとも思ったのですが
雨で流されないだろうかと
心配になり。。。
最終的には、沖縄旅行で窯元に行った際に購入し
飾り物にしていた箸置きを持っていくことにしました。
『来訪のために石を置く』
亡くなった方に、来たよと
自分の想いと共に石を残されているのだと
思いますが、同時にその行為が
慰めにもなっているのではないかと思います。
私はユダヤ教徒ではありませんが
自分の想いと共に石を残し
そして残された者としての
哀しみ、淋しさ、痛み
これらの想いを浄化させるような
この習慣は、とても素敵だと思います。
たくさんの感謝と愛をこめて🍀
La tour des Esprits
nene
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