猫をも従わせる声




『声の哲学』では声の質を変えるところから
スタートしますが、その中の一つで
声のトーンを下げる、ということも行います



日本では、高い声でゆっくり話すのが良いと
思われている方も多くいらっしゃいます


その背景には、可愛くみられたい、若くみられたい
という深層心理が働いており
無意識の内に高い声で話しています


けれでも可愛さとは成熟さに欠けており
そして高い声とは、決して知的ではありません



女性アナウンサーの声のトーンを
比較してみると一目瞭然だと思います


アイドル的なアナウンサーの声のトーンは
比較的高く、スタジオ内の雰囲気も
フワフワ感があり、取り扱う内容も
軽いように感じます


一方、重い内容、社会に何か問いかけるような
そんなニュースを発信するアナウンサーの
声のトーンは比較的低く、落ち着いた感じを
醸し出しています



高い声というのは、相手に何か訴えようとしても
聞き手の印象には残らないこともございます


そして声のトーンにもよりますが
あまりにも高すぎる声は耳障りな時があり
そんな時は、右から左へと流れていって
しまうこともあります


ですので、声のトーンとは非常に重要ですし
若いうちはまだ良いでしょうが
ある程度、年齢を重ねた方は
もっと声のトーンを意識されると
年齢と成熟さがマッチし
とても素敵だと思います


特に後輩や部下がいて
教えたり、指示を出したりする
立場の方であれば尚更です





我が家には猫が3匹いるのですが
2番目の猫が、3番目の猫のことを
子分だと思っており、いつもチョッカイをかけて
押さえつけ、それを3番目の猫が嫌がり
物凄い鳴き声を上げ続けます


怒った声で2番目の猫の名前を呼ぶと
押さえつけるのを止めるのですが
次第に名前を呼ぶだけでは効果がなくなり
最近では手をパン!と叩いて大きな音を出して
対応していました


けれども、それも慣れたのか効果がなくなり
どうしようかしらと思っていたところ
ふと『声の哲学』を利用することを
思いついたのでした


声のトーンを下げ、2番目の猫の名前を呼ぶと
効果覿面!
ピタッとイタズラをやめました



何も考えずに、高い声で猫の名前を
呼んでいたときは、猫も段々と従おうという
気持ちが薄れてきたのかも知れません


落ち着いた、低いトーンの声は
猫にも効果があるようです



日常の中で、猫を従わせる必要は
ないと思いますが、声のトーンについて
ぜひ考えてみて頂きたいと思います


成熟した女性を目指しているのであれば
声のトーンを下げる意識をしてみて下さい




たくさんの愛と感謝をこめて🍀
La tour des Esprits
nene





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