neneの独り言 **鉛筆**





今朝の新聞に「子どもの鉛筆」という
コラムがありました



私の筆記用具の歴史を振り返ってみると
鉛筆を使っていたのは
恐らく小学生くらいまでで
中学生くらいからシャープペンを
使うようになったのではないかと思います


社会人になってもシャープペンを使って
いましたが、欧米では鉛筆やシャープペンは
子供が使用するもので、ビジネスでは
ボールペン等を使用すると
耳にしたことがあります


けれども、会議中にボールペンでメモを取ると
間違った時に消して書き直すことが出来ないので
(修正液や修正テープを使用すれば良いのかも
知れませんが)
グローバルス・タンダードではないとは
分かっていても、シャープペンを愛用していたのでした


そんな私がペンを使うようになったのは
擦れば消える、フリクションペンが
世に出回るようになってからでした


今は、ノートに清書するような時には
ゲルインキのボールペンを
そして、仕事中にTO DO Listを書くときには
気持ちをクールダウンさせて余裕を持つ為に
万年筆を使っています



コラムを読み進めていくと
今の鉛筆の主流は
2B〜6Bとのこと

そして、10Bや12Bという
濃い鉛筆もあり
どうやら書き心地が滑らからしい


私が子どもの頃は
HB〜2Bが主流で
ほとんどの人はHBかBを
使っていたのではないかと
記憶しています


それが今では、2B〜6Bが主流で
10Bや12Bまである、その背景には
子ども達は、鉄棒などで身体を動かして
遊ばなくなり、室内でゲームで遊ぶように
なった為に体力が低下し
筆圧も落ちたことがあるのでは、とのこと


そして、筆圧が弱くても書きやすように
芯が太く軟らかな鉛筆が人気に
なってきたのではないかという見立ての
ようです



コラムの最後に、目白大学の名誉教授が
アドバイスをしていました


『手は運動器であるとともに
熱や冷たさを感じるといった
感覚器の役割がある

刺激が少ないと手の感覚が育たない
鉛筆を使うということは刺激になるので
書きやすい濃い鉛筆ばかりを選ばず
硬い鉛筆で字を書かせることも
大切ではないか』




指先の動きの美しさを意識するために
時折、指のエクササイズを行いますが
その時にがっかりするのは
指や手の硬さです


子ども達の筆圧が落ちて
書きやすい鉛筆にシフトしているように
私も筆圧を意識しなくても
滑らかに書ける、書きやすいペンを求め
ゲルインキのペンに辿り着いたのでした


『刺激が少ないと手の感覚が育たない』


何においても、楽な方へと流されると
身体が衰えていく
そう思ったら、何だか久しぶりに
鉛筆を使ってみたい、そんな気持ちに
なったのでした


たくさんの愛と感謝をこめて🍀
La tour des Esprits
nene




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