最近読んだ本の中に
フランスでは「自分軸を持つ」ということは
普通のことで、むしろあたりまえ
と綴られていました
この文章にハッとさせられたのですが
日本というのは
人に合わせる
人と同じことをする
察する
というような『和』を
大切にする文化であり
「自分軸を持つ人」を
敬遠してきたのではないでしょうか
例えば、帰国子女の方々は
「自分」というものを
しっかりと持っていて
もちろん、そうでなければ
海外でやっていけなかったと
思うのですが
日本に戻られてからも
「自分は・・・」を
全面的に出されていました
そのため、日本社会の中では
「空気の読めない人」扱いをされ
日本の生活に溶け込むのに
苦労されていた記憶があります
私の学生時代には
そのような風潮が強くありました
今はどうかは分かりませんが
その風潮がなくなっている訳では
ないと思います
今、世界基準の美学を
学んでいるからこそ
腑に落ちるようになりました
日本人は『和』や
『人に合わせること』を大切に
するからこそ
『自分軸』が確立できていない
弱いのではないかと思います
相手を優先させる
それはそれで日本の美しい文化だと
思います
けれども『自分』が置き去りに
されているのではないでしょうか
以前の私が、よく口にした
ことではあるのですが
「何が食べたいですか?」と聞かれた時に
「私はなんでも良いです
あなたは何が食べたいですか?」
と返答していたことが
多くありました
「何でも良い」と言いながらも
決して何でも良くはなかったのです
相手に合わせるために
「何でも良い」と口にしますが
心の中では
今日の気分はイタリアンかな
日本食かなと
思っていたりするのです
自分の望みが何なのかを
相手に伝えるのが
とても下手だったのです
それに気が付いてからは
自分の望みを
はっきりと相手に
伝えるように意識をしています
このようなことは
みなさまの日常の中にも
あるのではないでしょうか
『和』を大切にするあまり
人の意見に左右され
自分の心を、想いを
置き去りにしていないでしょうか
自分自身を、まず誰よりも
大切にしてあげて下さい
心からの愛と感謝をこめて🍀
La tour des Esprits
nene
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