「neneさんのレッスンを受けたら
いついつまでに、この高さのハイヒールで
歩けるようになりますか？」と
尋ねられたことがあります
私がクライアントの方に
お伝えするのは
ハイヒールでの正しい歩き方
正しい筋肉の使い方
美し足捌き等です
一番最初に、どのようにしたら
身体に負荷なく、ハイヒールで歩くことが出来るか
その歩き方をお伝えします
ハイヒールで歩く時も
何も考えずに、フラットシューズと同じ
歩き方をすると、必ずと云って良いほど
身体を痛めます
良く、このような話を耳にします
普段はフラットシューズで過ごしている方が
特別なことがあり、ヒールのある靴で歩くと
腰が痛くなる、と
これは、ヒールのある靴が悪いのではなく
歩き方が間違っているから
腰痛を引き起こすのです
ヒールのある靴で、フラットシューズの時と
同じ歩幅で歩くと、背中が反ります
背中が反ると、腰に負担が掛かり
これが腰痛の原因となります
ですので、ヒールのある靴で歩くときは
歩幅をコントロールしてあげることが大切です
同時に、フラットシューズと同じように
踵から着地をすると、その衝撃がダイレクトに
腰にきますので、こちらも腰痛の原因となります
ですので、最初にハイヒールでの正しい歩き方を
お伝えし、それから、どの筋肉をどのように使うのかを
エクササイズを行いながらお伝えし
一緒に筋肉を育ててゆきます
そして、ベースがある程度、入ってから
美しい足捌きの意識をお伝えします
ベースが出来ていないうちに
美しい足捌きを入れても
身体の軸がグラグラですと
美しく魅せることは出来ません
ですので、ハイヒールで美しく歩くための道
と云うのは、決して短くはないのです
そして、正しい歩き方
筋肉の使い方を覚えても
レッスンだけ、室内だけで
ハイヒールで歩いていても
外を歩けるようにはなりません
なぜかというと、室内には
小石も落ちていませんし
段差も坂もございませんし
安全なのです
逆を返せば、外はそれだけ危険なのです
小石を踏んでも耐えられるだけの筋肉
段差があっても、坂があっても
それに負けない筋肉
これは外に出て、調整していくしかありません
外で歩くことに慣れなければ
どんなに室内で歩けたとしても
決して外では、ハイヒールで歩くことは出来ません
これは、残念ながら、私が助けてあげることは出来ません
クライアントの方が、外に出ていかなければなりません
そして、ハイヒールで歩きたい方は
レッスンだけでなく、日常的に
ハイヒールで歩くことをオススメします
レッスンだけハイヒールを履き
日常生活はフラットシューズだとすると
折角、レッスンで作った筋肉も
レッスン以外では、怠けた状態で過ごすことになり
逆戻りすることになります
ハイヒールで歩くための近道
コツコツと積み上げて行くしかないのですが
積極的にハイヒールで外に出て慣れること
そして、日常的にハイヒールで過ごすこと
ではないかと思います
最初は、怖いかも知れません
疲れるかも知れません
けれども、外で歩けば歩いただけ慣れます
それを続けていると
苦もなく歩いている自分に
気がつく日がきます
たくさんの愛と感謝をこめて🍀
La tour des Esprits
nene
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