その1秒をけずりだせ


お正月になると必ず見る
大好きな番組は箱根駅伝です


選ばれた大学の選手たちが
大手町をスタートし、箱根の山を上り
そしてまた大手町までの10区間を
走り抜くのですが、そこに色々なドラマがあります


『その1秒をけずりだせ』と言うスローガンのもとに
東洋大学の選手たちが、箱根の山をかけ上り
そして優勝した、というドラマがありました



先日、ふとそのストーガンを思い出しました
『その1秒をけずりだせ』


駅伝選手のように走っている訳ではないのですが
なぜ、そのスローガンが蘇ってきたのか



現在、ASAMI-PARISのトリコロール・コースの
レクチャーを受けているのですが
トリコロール・コースとは期間限定の申し込みで
官能美・ASAMI-PARISコース・脳科学の
3つのコースをミックスしたコースです


美しい所作について学び、レクチャー後に
実践をしていたときに、このスローガンが
蘇ってきました



慌ただしくバタバタして動けば
そこには美しさもエレガンスさも
ありません


例えば、グラスをテーブルの上に置いたとします

何も考えずに、ガチャっと置くのと
音まで意識をして、丁寧に置くのでは
エレガンスさが全く異なります


テーブルに置いたときに出る音まで意識をして
グラスを置くためには、音が出ないように
ゆっくりと置く必要があります


そして、ゆっくりと意識をして置くためには
時間がかかります


何も考えずに、ガチャっと置くのが1秒だとしたら
音が出ないように置くためには数秒かかります


エレガンス、美しさを意識したときには
今まで以上に時間が必要です


『その1秒をけずりだせ』
今までと同じことをしながら
エレガンス・美しさを意識すると
時間が足りません


では、どのようにして時間を捻出するか
無駄な動きをやめ、導線を意識する
最短で出来る方法があるはずです


たかが1秒、されど1秒
時間を削り出すことによって
エレガンス・美しい所作にかける時間が
作れます


無駄なことはしていないだろうか
物の配置でも、改善出来ることが
あるのではないだろうか


『その1秒をけずりだせ』
駅伝の選手ではございませんが
心に染みた一言でした



たくさんの愛を感謝をこめて🍀
La tour des Esprits
nene





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