口から出る言葉は、品格をあらわす
先日、母から言われた一言。
「neneは姿勢は良いわね」と。
「え?姿勢は??姿勢だけ??」と
お互い笑いあったのですが
母が言いたかったことは
「姿勢が良い」ということ。
もちろん、伝えたいことは分かっており
会話の中でサラッと出てきたと思うので
それで気分を害するということはありませんが
「は」と「が」では、細かいようですが
意味が違います。
「姿勢は」と言われれば
姿勢以外は問題がありと
相手に取られてしまっても
仕方がありません。
それは相手との関係性にもよると思います。
親しい相手であれば「姿勢は」と言ってはいるけれども
姿勢を褒めているのね、と分かります。
それが、初対面の相手であればどうでしょう。
なぜこの人は、わざわざ姿勢を強調しているのかしら?
他はダメだから??
なんだか失礼な人よね。。。と感じないでしょうか。
また、受け取り手のその時の気分によっても
取り方が左右されると思います。
好意的に受け止めることが出来たり
そうでなかったり。
私が好きではない言葉遣いに
「〜でいい」というのがあります。
例えば、カフェに行き
相手に何を飲むか聞いたときに
「私はコーヒーでいいや」と言われた時には
心底がっかりします。
「コーヒーでいい」この言葉には
あまり飲みたいものもないけど
仕方がないのでコーヒーを飲むわ
というニュアンスが込められているように
聞こえます。
例え、それが習慣で何気なく
出てきた言葉であり
そのようなニュアンスを込めていなかった
としても、相手にはそのように
聞こえてしまいます。
また、政治家が失言をするたびに
お詫びして発言を取り消しますと言いますが
一度口から出てしまった言葉は
どんなに「取り消します」と言っても
なかったことには出来ません。
それが相手を傷つける言葉であれば尚更のこと。
どんなに謝罪したとしても
本音はそうなのね、と思われたとしても
仕方がないでしょう。
だからこそ、口から出す言葉は
気をつけないといけないと思っています。
そして正しい言葉遣いを心がけること。
まだまだ未熟な部分もありますが
いつも私が気をつけるようにしていることでもあります。
たくさんの感謝と愛をこめて🍀
La tour des Esprits
nene
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿