踵に体重を乗せるということ


新型コロナウィルス の感染が拡大する中
目を疑うようなニュースが飛び込んでくる時も
あります


その中の一つに
電車の中で咳をしている人がいて
それが原因でトラブルになり、電車が止まってしまった
というニュースがあります


今は特に、咳をしている人がいたら
神経質になる方が大多数だとは思いますが
それでも、電車を止めるようなトラブルにまで
発展させなくても・・・・という思いで
そのニュースを読んだことを覚えています



今日、帰宅途中に電車の中で座っていたら
少し離れた斜め前に座っている男性が
突如、病的な咳をし始めました


マスクをしているからと
少し踏ん反り返ったような感じで
ゴホゴホと咳をしていました


あからさまに場所を移動する人
ジワリ・ジワリと咳をしていた男性から
遠ざかる人
その男性の隣に座っていた人も
ドアのそばへと移動
今までに見たことのない
反応の仕方でした


咳があまりにも病的だったこともあり
確かに、今のこの時期では
トラブルに繋がりかねない
そして、いくらマスクをしているからと言って
踏ん反り返らずに、咳の仕方も
もう少し考えましょうよ
と思った今日の出来事でした



さて、本日の本題ですが
踵に体重を乗せるということ


普段、立っているときに
どこに体重が乗っているか
意識されたことはありますか?


やはり、帰宅途中の出来事だったのですが
電車待ちで並んでいるときに
ふと、ある女性が目に入りました


7cmくらいのヒールを履き
腕を組み、颯爽と立っていた・・・
つもりだったのでしょうが
目を引いたのは、背中の反り


ハイヒールコーチの目で
ジッと観察します


まず、立ち姿の状態で膝が曲がっていたこと
膝が曲がった状態で、母指球にしっかりと
体重を乗せることは出来ません


その為、安定感を求めて
しっかりとヒールに体重を乗せていたこと
ヒールのある靴で、ヒールの部分に体重を乗せれば
重心は後ろにゆき、自然と背中が反ります


おそらく、ご自分では、この背中の反り具合は
気づかれていないと思います
写真を撮ってお見せすれば、どれだけ背中が反っているか
驚かれることでしょう


そして、背中が反る、ということは
腰に負担が掛かります


腰に負担がかかるということは
腰痛の原因ともなります


少し離れた場所から観察していただけですが
もし彼女が腰痛持ちだと言ったとしても
納得が出来る、背中の反り具合でした



特にヒールのある靴で歩くときに
安定を求めて、しっかりとヒールに
体重を乗せて歩くと(立っても同様ですが)
背中が反ります


ヒールが高くなればなるほど
ヒールに体重を乗せれば
背中の反りの角度が大きくなります


これを放置していると腰痛を引き起こし
「少しヒールの高い靴で歩くと腰が痛くなるのよね」
という状況になります



ヒールのある靴で歩く時は
踵に体重を乗せてはいけません
背中が反り、腰に負担が掛かり
腰痛を引き起こします


ぜひ、意識をしてみて下さいませ



たくさんの感謝と愛をこめて🍀
La tour des Esprits
nene








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