衝撃的なひと言



それは数週間前の出来事でした


会社からの帰宅途中の出来事だったのですが
駅からの帰り道、自宅の方へと曲がる道に
隣接してアパートがあるのですが
その前に救急車が停まっていました


遠くから目にしており
何があったのだろうかと思いながら
1ブロック手前まで来たときに
救急車を見つめる年配のおばさまが
いました


側を通り過ぎようとした、その時
衝撃的なことばをかけられました


「気をつけな、コロナだよ」


思わず歩みを止めて
救急車を見つめてしまいます


いつもの道で家に帰るのには
救急車の側まで行かなくてはなりません





家から徒歩30分位の距離に
少し大きな病院があり
そこではクラスターも発生していました
(今は消毒も終わり、来月から診療も再開するようです)


医療従事者の方々は、命を危険に晒してまで
治療をして下さっており
感謝と尊敬の思いしかありませんが
家の近所でクラスターが発生したということは
コロナがヒタヒタと自分に迫って来ている
そんな風にも感じていました
(もちろん、病院に限らず、どこでクラスターが発生しても
おかしくはない状況だと思っています)




そんな中での衝撃的なひと言
しかも家の近所
ああ、更に迫って来た・・・


心の中はドキドキとザワザワ
目に見えないものだからこそ
恐ろしさを感じます


些細なひと言が呪いのように
ジワジワと侵食してゆく
そして、恐怖に囚われることは
なんて簡単なことなのでしょう



その晩は少し心がざわつきましたが
囚われていても仕方がないので
思考を別の方へと向け
心の状態を切り替えました



結局、その日はいつもの道を通らず
遠回りをして家に帰ったのですが
その後、近所でコロナが発生した
という話は耳にはしておりませんし
本当にコロナだったのかどうかも
分かりません




今回のこの衝撃的なひと言を通して
私が学んだことは
恐怖にばかり目を向けないということ

相手は目に見えないウィルスですし
正しく恐れ、対策を取ることは大切です


けれども、恐怖にだけ焦点を当てていれば
今度は精神に負担がかかります


ですので、少し視点を変えてみることも
大事なのではないでしょうか




たくさんの感謝と愛をこめて🍀
La tour des Esprits
nene

**追伸**
明日中にどうしても仕上げなければ
ならないものがあり
明日はBlogをお休み致します
次回の更新は月曜日の予定です







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